「新潟県模型展示会」報告

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2009年6月21日(日)、「新潟市芸術文化会館<りゅーとぴあ>」にて開かれた「新潟県模型展示会」に作品を展示しました。

新潟にはいくつかの模型サークルがあり、これまでは地域やサークルごとに展示会を開催していましたが、相互交流を行う中、「ここはひとつ、合同で展示会やってみよう」となったわけです。

 

「りゅーとぴあ」はコンサートホール、スタジオ、さらには能楽堂などを持つ新潟市の芸術文化の殿堂とも言える施設でして、当日も古町芸妓による舞台があったせいか、和服を着た品の良さそうなおばさま方が多数出入りしていました。

もちろん模型も立派な「芸術文化」ですから、会場にふさわしい催し物と言えましょう。

 

私とSHUN1/24さんのために、テーブルが6脚も用意されることになり、私は目いっぱいの30台近くを持ち込み。

比較的注目を浴びていたのは、2台の1/12、F40、プリメーラ、トランザム。

また、一般のお客様の間では痛車が人気高かったです。派手ですからね〜。

一方SHUN1/24さんが持ち込んだのは・・・おそらく60台以上。

スキマなく並んだその迫力に、皆さんびっくりしていました。

ちなみにピンクのシャツを着た奴が私に「リリカルなのはチェイサーを作って!」と依頼してきた友人です。

手には「フェイトテスタロッサ」のバッグ、そして胸には「カレイドルビー」。この日のために決めてきたのか、普段からこうなのかは知りませんが・・・。

車模型の展示が他にあまりなかったのが残念でしたが、AFV、飛行機、艦船、ガンダム、フィギュアと、力作が並びました。

その中からほんの一部をご紹介。

このKV-1、鉄の質感を出すための塗装に力を入れたとのことですが、普段見慣れているAFVの表現とは確かに違い、非常にリアルに感じました。

プラスチックで出来ているとは到底思えない重厚さです。

90式です。

 

戦車兵の迷彩服が細かく描き込んであります。

これもすごく良かった・・・。

 

ざっくりとしているようで、良く見ると繊細。

雑誌のコンテストで最優秀賞を得た作品。

制作途中の原形。

ひとつ作り上げるのに、ものすごく手間がかかるんだろうなあと思います。

これも妙に気に入ってしまったので・・・。

あの「谷明」氏の作品。

谷さんは海洋堂所属ながら、新潟在住なんです。

当日はグッドスマイルカンパニー所属の根岸裕一さん(※)とその模型仲間が、わざわざ関東から4名で見に来てくださいました。

(※)根岸裕一さんは長く「モデルアート」で記事を書いたり作例を公開したり、「ミスタークラフト」にもいらっしゃって、カーモデルの世界では神様みたいな人です。

お土産にいくつかマテリアルをいただいたので、喜んで使わせていただきますね。

 

また、ドラ焼きは関屋自動車学校のスタッフの方からいただいたもの。SHUN1/24さんがその学校の教習車や送迎バスなどを連作していますので、それを見に来てくれたんです。

 

と言うわけで、実りの多い展示会でした。

 

追 記

当日は地元のテレビ局(CX系列のNSTさん)も取材に来ており、26日の夕方にその様子が放送されました。

 

(テレビ放送をこのようにサイトで紹介することに関し、私も仕事柄いくつかの局に問い合わせることがありますが、「静止画面をデジカメで撮影して紹介する程度ならOK」と回答いただくことが通常なので、今回そのようにさせていただきました)

放送内容はもちろん展示会のレポートが中心ですが、事前取材により、「飛行機モデラーの店舗(お店の壁面に戦闘機などが飾ってある)」「プラモは芸術だと語る地元模型店の店主さん」、そして・・・、

「子供を集めて模型教室を開いているTAKAさんの活動の様子」なども織り込まれ、力の入ったものとなっていました。

様々な模型が紹介されていましたが、カーモデルでは、SHUN1/24さんの「塚田牛乳配送車」、

私のトランザム(なぜか手抜きの方)、

かつての私の愛車、プリメーラなどが大写しになっていました。

この他にも色々映ってるんですが、恥ずかしいのでこのあたりで。

確かに女性は少なかったような・・。