第25回 新潟モデラーズ倶楽部展示会に参加しました

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2025年 11月8(土)〜9(日)、 スーパーセンタームサシ2F アークギャラリー新潟店で開かれた「第25回 新潟モデラーズ倶楽部展示会」に出品参加しました。

私はこのサークルのメンバーではありませんが、古くからの知人も多く、十数年前からゲストとして参加するのが恒例になっています。

老舗クラブとあって会員の年齢も高く、私と同じ世代の人も多いです。

でも今年は新規会員も入り、しかも彼らがカーモデラーと言うことで、私も嬉しい。

今年のお題は「昭和100年」。

昭和の時代を思い起こさせるネタもいいですし、「100」に絡むものでもいい。

テーブルに「一〇〇式司令部偵察機」や「F-100 スーパーセイバー」などがあるのはそのためです。

新メンバー、kumadnesssさんのサニートラック。

お父上からの依頼だそうです。

私はこちら。

ワスプは見るからに昭和ですね。

古い作品ですが、これもちゃんとしたジオラマにしたら、もっと映えるんだろうな。

 
以下メンバーの作品。

こちらは1/144のガレージキット。

こちらはあの食玩。
これら複葉機は全てフルスクラッチ。
新潟‐佐渡間を飛んでいたアイランダー。

メーカーはバロム。

プラモを始めて2年!だそうです。
カーモデラーが増えたのは非常に喜ばしい。
再びkumadnesssさん。
kumadnesssさんの目玉は「TOYOTA GAZOO Racing TS050 HYBRID 2018」。
8体ものフィギュアを限られたスペースに見事に配置しています。
こちらは私同様、ゲストのヘンティカンさんの新作。
彼は車を作らせても素晴らしいんですよ。
私はこれ。長野や燕三条の時と同じチョイスです。

おおむね満遍なく見られていた印象ですが、女性やお子様にはやはりアニメ系がウケていました。

一方男性では二台のエンジン付きセダンを凝視している人が多かったです。

最初に書いたように、新潟モデラーズ倶楽部メンバーの平均年齢はかなり高い。私のように年金暮らしの人もいますし、今働いてはいるがあと数年で定年なんて人もい る。個人で商売している人も自分の体と相談しながら止め時を探っている感じがあります。

まあ仕事を止めれば自由時間は増えますから今まで以上に模型が作れるはずなのですが、私の場合は意外とそうなっていない。体力や気力が明らかに落ちていて長時間の作業ができなくなっているからです。それでも作り続けてはいますが、この先いよいよもうダメとなるのは・・・おそらく10年後くらいかなと踏んでいます。もし年間5台の制作ペースだとしたら、あと50個くらいしか作れないことになる。それは「50個以上の在庫を持っていても意味がない」ことを意味します。

新潟モデラーズ倶楽部のメンバーにも似たようなことを考える人もいるようで、いざと言う時に在庫キットや完成品、さらには大量の塗料などの処分をどうするか・・・それは家族の負担になる し・・・と考えるとぞっとすると言っていました。

残されたものが切手やコインのように換金しやすいものならまだ良いのでしょうが、プラモを含め多くのコレクションは家族にとってありがたくない置き土産。その中に「お宝」が混ざっていたとしても、値踏みして適正に処分するのは至難の業。それを考えると、どこかの段階で制作に見切りをつけ、在庫などは 自分で責任を持ってきれいに処分してリタイアするのが一番ですね。

まだまだ先のこととは言え、私もそれができる「勇気」を持たなければと思います。

2025年の展示会参加は四月の松本から始まって、今回で11回目でした。今年はこれで最後です。自分でも良くやってるよと思いますが、これも体力を考えてのこと。静岡など県外遠征や新たな展示会の開拓も行けるうちにやらなくてはと思っていましてね。