こだわり道場過去ログ 海外編

最新へ

 

3.台湾(中華民国)に出張してきました・・・05/09/08

仕事で台湾に行ってきました。

まずはホテルから眺める台北市内の様子。MRT(都市交通システム)が走っています。

すごい部屋でした。
ホテルは先方がセッティングしてくれたんですが、豪華なスイートでした。スイートルームは長期間の滞在を前提としていますから、来客と打合せもできるよう、最初の部屋には応接セットやデスクだけでなく、テーブルもあります。

先方の用意したフルーツバスケットがさりげなく置いてありました。

 

テレビも二つあるわけで・・。

この部屋の値段なんですが、先方が支払ってくれたので正確なところはわからないものの、ホテルのHPの料金表をもとに(もちろん台湾元=New Taiwan Dollar)に換算すると、一泊10万円くらいになるようです。

さらに台湾の物価やサラリーマンの平均月収などを考えると・・・・いいのか俺。

旨いもの食べてきました。
夜はこちらでお食事。

この時は知らなかったのですが、後で調べたら「馥園」という”内閣大臣、財界、政界がよく接待する最高級の料理店”だったと聞いて愕然としました。

このテーブル席でお食事。上の写真の左に見える八角塔の中になります。
料理のご紹介、その1。鮑。

美味しゅうございました。

料理のご紹介、その2。フカヒレスープ。

美味しゅうございました。

出ました! 琵琶の生演奏。

知らない曲がほとんどでしたが、最後は李香蘭やケ麗君(テレサ・テン=台湾出身)でおなじみ、「夜來香(イエライシャン)」で締めくくっていただきました。

ジュディ・オングの看板を見ました。
わあ、ジュディ・オング(翁倩玉=オン・チェンユィ)だ。

私は1961年のフジテレビ『三太物語』に子役として主演した彼女をよく覚えていますよ。

ジュディ・オングは王貞治・林海峰とともに台湾華人三宝の一人と称されているそうですが、台湾の人に聞いたら、「有名だけど、昔ほどの人気はない」とのことでした。

ちなみに「三太」は渡辺篤史(当時14歳)が演じていましたね・・。

まとめ
何やら「接待自慢」「美食自慢」になってしまいましたが、伝えたいことは台湾の人たちの「もてなしの心」です。異国の人が海を越えてやってくるからには全身全霊で歓迎するってのが、流儀なのでしょう。三日間の滞在でしたが、たくさんの人が私たちのために動いてくれ、とても気持ちよく過ごすことができました。
台湾には日本人が失おうとしている「礼節」「誠実」「親身」「人情」などの言葉がよく似合います。

台北の街並みは日本によく似ています。全体にやや古い建物が目立ちますが、清潔感があります。また、
○看板などの広告は日本に比べて控えめで、街の美観をあまり損なっていない。
○女性の髪の色は黒、あるいは染めていても濃い色で、日本のような「偽金髪」は見ない。
○テレビの放送では、いやらしいシーンがほとんどない(ある洋画を放送しているのを見ていたら、その中にあるちょっとエッチなシーンが見事にカットされていた)。
など、私にとっては心地よいものでした。

一方では日本より遥かに国際的です。台湾の人の多くは「ジャッキー」「ジミー」「リチャード」などの英語名を持っていますが、これは海外の人との交流が多く、名前を覚えてもらいやすいという理由もあるとのこと。
多くは英語の先生から名づけてもらうんだそうですが(ジュディ・オングも子供の頃に家庭教師からJudyという英語名をつけてもらったとのこと)、普通は台湾人同士でも英語名で呼び合ってます。

古き良き中国の伝統・考え方を残しながらも国際的・・・、それが台湾。

 

2.上海に出張してきました・・・05/08/01

仕事でしばらく上海に行っていました。上海は一年ぶりですが、先回は観光旅行、今回は仕事だったんで、この街とははるかに深く関わってきました。

まず街全体ですが、全体的により綺麗にはなっているようです(表の部分はね)。

ただ、空気はさらに悪くなっているような感じがしました。ちょっと遠くのビルも曇って見えます。

街中の交通渋滞は相変わらずすごいです。この写真ではそんな感じはしませんが、車は先に頭を突っ込んだものの勝ち、信号は参考程度・・という交通マナーです。
テレビで孫悟空やってました
出張中、ホテルでゆっくりしている時間はほとんどなかったんですが、テレビのチャンネルをどんどん変えて面白そうな番組を探してみました。
これはどう見ても孫悟空。チープながらCGなども多用した冒険活劇。
この人、どう見ても孫悟空。
三蔵法師。超能力使いまくりです。
お釈迦様のような気がします。

すみません、旨いもの食べてきました。

仕事の相手先の方・・詳しくは書けませんが、要するに上海ではトップクラスの経済人でありまして、連れて行かれたお店も半端じゃありませんでした。

本物のフカヒレスープの味を君たちは知らない・・(つーか、俺もいまいち知らなかった)。

色々感じたこと

今回の出張、最終日までは「その日のうち」にホテルに戻れましたが、最終日がすごかった。

○打ち合わせが終わったのが夕方6時半。すぐ先方のセッティングで宴会に突入。
○一次会は9時くらいまで、二次会は超豪華カラオケが2時くらいまで、三次会は再度海鮮料理店で、知らないうちに綺麗な女性が5人ほど加わって朝方4時半くらいまでひたすら飲んで食べて。
○ホテルに戻った後、朝7時には迎えの車が来て飛行場へ。

正直、ヘロヘロになって日本にたどり着きました。

で、日本に戻って改めて感じたことを書いてみます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

上海は中国の中でも最も国際化が進み、他の地区に比べてインターナショナルな常識が通じる部分もあります。ただ、基本的なところで仕事のやり方が異なっています。

日本で例えばA社のB部長と商談するとき、”Bさん”という個人は大きな意味を持ちません。A社の部長と言う立場でどこまで権限を持っているか、どこまで話を決められるかが興味となります。もし仕事の途中でBさんが”Cさん”に代わっても、引継ぎはスムーズに行くでしょう。

でも中国では違う。中国では交渉相手の”Dさん”が個人としてどの程度の実力者で、その仕事のためにどれだけ人を動かすことができるかが重要になります。

ですから中国人にとって人脈を広げること、すなわち「頼りになる友達」をどれだけ持てるかが勝負になり、そのネットワーク作りのためには「宴会」は非常に効果的な手段になる。夜は何人もの人と円卓を囲んで飲み食いし、隣の部屋に知人がいれば呼んだり呼ばれたりしながら、互いの知人を紹介し合い、時には朝方まではしごをし(途中仮眠を取るときも)、そして朝になったらまたバリバリ仕事をする。そうしてお金儲けのネタを24時間探しているのです。

 

日本で勤め人をしている人に、「あなたはいったい何が出来ますか? 他の会社に売り込める技術や能力を持っていますか? もし今働いている会社を辞めたとき、あちこちからオファーが来るという確信がありますか?」などと聞いた時、自信を持って回答できる人はどのくらいいるでしょう。その会社にいる間は便利な社員かも知れないが、他の会社に行ったり、独立したときに通用する技術や人脈を持っている人はそれほど多くないような気がするのですが・・・。

中国の人たちは、・・・もちろん全てがそうであるとは言えませんが・・・個人として社会で通用する人が多いような気がします。特に豊富な人脈を持つ人は儲けのタネを見つけて育てて行きやすい。「頼りになる友達」が協力し合い、経済的に成功する人がどんどん出てきます。
逆に取り残された人たちも数多く出てきます。その人たちの生活はとても貧しくなります。

逆に日本では組織で動く分、極端な成功者も出にくい分、明日の食事にも事欠くような人はあまり増えない・・・と。

話をわかりやすくするために、白か黒かで書いちゃった部分はありますが、まあ、そんな感じです。

私自身、「得意技はこれとこれです。人脈も豊富です。どこに行っても通用します。」と言えるよう、これからも精進しなくては・・・と感じた今回の出張でした。

 

 

1.中国の工業力をカップ麺で判定する・・・04/06/12自動車にはドアやボンネットなどの開閉部分がありますね(あたりまえ)。その部分はボディーとは一体でないので、当然隙間(チリ)ができます。その隙間は現在の国産車では3ミリ程度が基準らしいです。ちなみに某英国車では(私が実測したところ)6ミリでした。

手作りでボディーを仕上げていく高級車ならともかく、機械でマスプロ生産する量産車で「チリ」を狭くするには高いレベルの設計・製造技術が求められます。

確かに「チリ」が狭いほど車全体にソリッド感が出て見た目は良くなるのですが、はっきり言って性能にはほとんど関係ない。

じゃあ何で日本の車では大衆車にまでそのような仕上がりを求めていくのか・・。
それは、日用品に対しても手抜きを許さないという、日本人の性(さが)かもしれません。

 

先日、上海に出かけてきました。こういうときに私はカップ麺とか、駅裏のスーパーで売っている駄菓子とか、要するにその国の一般市民が日常食べているものを好んでお土産にします。

「庶民の味覚」がその国の”テイスト”や実力を一番見せると思うからです。


 

いわゆる「ラーメン」ですが、もちろんそのルーツは中国にあるものの、日本で独自の進化を遂げました。現在中国で食べられている「汁そば(=麺とスープで成り立っている食べ物)」は我々がイメージするラーメンとは別のものです。

ところが、日本で生まれたラーメンは、「インスタントラーメン」、あるいは「カップ麺」の形で本場に流れていき、それがきっかけで本家中国人も日本式の「ラーメン」を認めるようになったらしい・・・。

さて、本題です。

このカップ麺(赤い方)を子細に調査し、中国の工業力のレベルを判定することにしましょう。

○まずパッケージの印刷をチェック・・・やや写真の「キレ」がないが、特に問題なし。

○ふたを開ける・・・ふたの銀紙が一部どんぶりに付着。また、麺が斜めになって収められているのが気になる。

○お湯を入れて3分待ち、食す・・・麺にコシはありません。つるつる感もなく、微細な気泡が入っている感覚。またフリーズドライの薬味(ネギなど)には完全に戻っていないものがある。

○食後感・・・やや化学調味料の後味が残りますなー。

 

全体的には決してまずくはない。以前韓国や台湾から持ってきたものに比べれば、かなり高レベルです。ただし、日本では通用しない、・・・と評価します。

「麺が斜めになって収められている」・・・おそらく味にはほとんど関係ないでしょう。でもそれをよしとしないのが、日本の感覚ですね。

 

ちなみに中国の駄菓子ですが、買ってきたのは「粉菓子」あるいは「栗饅頭」のようなものでした。甘いものは甘い! 酸っぱいものは酸っぱい!とはっきりした味でした。

奥さん・・・手に取ろうともせず。
長男・・・一個食べて「うえっ!」と言ってギブアップ。
次男・・・「うまいうまい」と言って、2〜3日したら一人で全部食べ上げていた。味覚が完成していないのか、味オンチなのかよくわからん。