フェアレディ240ZG その8 シャーシやエンジンの塗装

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ディテールアップの自作パーツ制作がおおむね終わったので、一部の部品は塗装して組みつけて行こうと思います。

まずはシャーシの塗装ですが、やや薄いグレーにしました。

ただしそのままではエンジンルームもグレーになって不自然じゃないかと感じたので、一部はボディー色でグラデっぽくします。
こうすると奥まった部分が影っぽくなるんじゃないかと思いました。
まずは足回りを組み付け。
こういうところはつい半艶ブラックを塗りたくなりますが、ウェザリングマスターなどを使いながら、なるべく形がわかるようにします。
この部品も、一回半艶ブラックを塗った後に・・・、
こんな風に立体感を出そうと努力します。
エンジンの塗装も開始。
室内暖房用の温水配管も、なるべく本物に似せていきます。
ストラットタワーバーも塗ってみました。
ちなみにストラットの先端はこんな風に工作。
ここです。フロントストラットのボルトのところ。

実物はここの所にキャップがあったり、キャップが外れているものは先端が奥まっていて良く見えなかったりするんですが、あくまでイメージ優先です。

 

洋白板をくるくる巻いて、リングを作ります。
例えば燃料パイプがキャブに入る部分に巻くと・・・、
こうなりますが、その差は良くわからないレベルながらも、やっていると気持ちがいい。
ここまでの状況はこんな感じ。
気になっていた右側面も、オイルフィルターやセルモーターをつけるとスカスカ感がだいぶ軽減されてきました。

今度はアクセルリンケージの仕上げ。

細かい作業の繰り返しですしペースはゆっくりですが、なかなか楽しい時間を過ごしています。

洋白線と洋白帯でこんなものを作りました。
シャーシに孔をあけてブスっと挿せば、パイプ類を固定できます。
エアファンネルはアルミの挽きもの(切削加工品のこと)で精密にできていますが、ここをちょっと磨くと(左の三つ)、さらに輝きを増すことができます。
比べると良くわかるでしょ。

全部仕上げた後、クリアーを吹いて接着します。

 

エンジンほぼ完成。シャーシには極小ネジで固定できるようにしたので組み付けてもいつでも分解できるんですが、パイピングなどもあるので、つけたら二度と取り外すことはないだろうと思い、軽く記念撮影。
バッテリーコードやウインドゥウオッシャー液が通るパイプも上で作った金具などで固定。
今のところこんな感じ。

やることはもうちょっと残っているけど、エンジンルームは概ね完成です。

エンジンは5月末からやり始めたからちょうど二か月かかったことになります。

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