2000GT-B その1 ボディーの下地

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現在、カウンタックを作っていて、その工作は結構面倒。そればっかりやっていると煮詰まるので、もう一つくらい手軽なものをと思い・・・、
在庫の中からこれをちょこっと取り出して仮組みしてみました。アリイの1/32スカイラインです。
お手軽キットなので、フロントなんか一体ですし・・・、
ボディー前端の下側はシャーシから伸びています。

こういうことを気にせずサクサク作るのもいいんだけど・・・、

手が無意識に動いてしまいます。
ボディーの下加工に入って行きます。

お手軽キットですから色々な部品がボディーと一体になっていますが、これを塗り分けでやるよりも、いったん切り離して塗装した方が仕上がりは良くなりますので、そうしちゃいます。

方法としては、二つあります。

A:部品の複製を作ってからその部分を浅めに除去し、ボディーの形を整える

B:部品をえぐるように取り出して使う・・・ボディーの穴埋めが必要

 

給油口キャップは部品を活かす方向(B)でやってみます。

くりぬいた後には孔を開けて、光硬化パテで埋めることにします。

いつもですとこういうところはタミヤのエポキシ造形パテ(速硬化タイプ)を使う場合が多いです。

一方、光硬化パテは強度や食い付き性の面でやや劣ると感じていますが、何と言っても固まるまでの時間が短いので、大量に複製したり、作業を早く進めることができます。

孔を開けたのはパテを裏まで回すため。こうすれば何かの拍子に「ぱこっ」と外れる危険はないでしょう。

 

 

この部分は思い切って切り取ってしまいました。

その方がリアルになるかなと思ってのことです。

ここ部分も立体感に乏しいと感じたので、伸ばしランナーを貼ることにしました。
ドアノブもやはり別パーツにしますが、こちらは複製を作る方向。
「おゆまる」で形をとったあと、光硬化パテを使います。

 

 

光硬化パテを使うのは、短時間にたくさん作れるため。

 

作業中に折れたりすることもあるだろうとかなり多目に作ったのですが、やはり加工中にどんどん破損して行き・・・、
かろうじて六つ残ったものの、これらも次の工程で折れるかもしれません。

作り方をちょっと考え直さないとダメですね。

そこで、0.3ミリの真鍮線でこのようなものを作り・・・、
こうしました。
取り出すとこんな感じ。
削るとこうなります。

ここにサフを吹いてみると・・・、

はい、いかがでしょう。

グリップの部分はすごく細いのですが、芯が入っているからかなり丈夫。ボディーとの固定もしっかりできますから、後で取れる心配もありません。

はじめからこうしておけば良かったですね。

2000GT-B その1 ボディーの下地

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