頭文字D(AE86トレノ)の制作 その2 フィギュアの仕上げと本体制作

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(2025/11/03)

二週間ぶりの工作室更新です。展示会もありましたが、フィギュアの複製でドツボにはまってしまったのが主な理由。

なぜ複製するかですが、そもそも1/24の市販フィギュアは結構値段が高いし、こちらが願っているポーズや服装のフィギュア自体が見つからない。

だから貴重な市販フィギュアの手足や顔などを複製し、それに手を入れて自分が願っている形にできると便利なんですよね。

また複製を作ってから塗装し、出来の良いものを採用することを繰り返してゆくと、スキルの向上が期待できます。

まずやったのはおゆまるで型を取ってタミヤのエポキシパテで複製すること。

ただ残念ながら仕上がりは今一つ。合わせ目のバリもひどいですし、モールドもしっかりコピーできていません。

久しぶりにちゃんとやってみようかな。

そうと決まれば原型の修正です。

右は前回までのものですが、

・高橋啓介が着ているのはショート丈のデニムジャケットなのだが、なんかモコモコしていて不自然

・藤原拓海はヘアスタイルがよろしくない

のが気になる。そのあたりを修正することにします。

 

シリコンは工作室の奥からこんなのを引っ張り出してきましたが、使ってみたら上手く行かない。粘度が高くなっていて食品用真空保存容器で気泡を抜こうとしてもなかなか上手く行きません。

案の定ひどい型になりました。アマゾンの購入履歴を確認したら、買ったのは2018年だったよ。これは俺が悪い。

そこで試しにこんなのを購入。
型自体はきれいにできましたが、固まってもすごく柔らかい。ちょっと違和感がありました。
そこにこれを流し込みます。容器が汚くなっていますが、今回購入したものです。
こんな風になりました。

(右の画像、湯口や湯道にたまったレジンはカットしてあります)

コツがわかるまで失敗は数知れず。
とりあえずこうなった。
そして塗装。

 

高橋弟の方はまあまあだけど、藤原拓海の顔が良くないですね。

なんか「頭文字」と言うより最近の「MFゴースト」や「昴と彗星」のテイストに引っ張られている感じもする。

(ちなみに全部読んでます)

再度やり直してもいいんだけど、流石に疲れたので、とりあえずフィギュアはここまでにして車体の方にかかりたいと思います。

ちなみにこっちが最初のやつ。

デニムジャケットのモコモコ感が薄れていることはお判りでしょう。

なおシリコンですが、今回は使わなかったものの、こんなのも入手し ました。

消費期限は2年間なのね。しかもすでに一年経っているという。

 

頭文字D(AE86トレノ)の制作 その2 フィギュアの仕上げと本体制作

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