ケーニッヒスペシャル その1  タイヤの選択

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今ちょっと、別の作業をしているんですが、そちらは地味であんまり更新になじまない工作なので、同時進行で何かやろうかなと思い頂き物の古いキットを引っ張り出しました。

どうせやるならテーマを決めたいと考え、今回はある程度経験を積んだ方を意識して、自分なりのこだわり中心に紹介していきます。

前回のレビンのように短時間で終わらないと思いますが、よろしければお付き合いください。

キットを開けて、まずはタイヤの確認。ホイールにタイヤをはめたままパッケージされていたこともあり、見事に変形していました。

また、ホイールも「抜きテーパ」がすごくて台形になってます。

見て楽しくなってしまいます。
フロントタイヤも同じようになってます。
ホイールにはめた感じはこう。

さてどうしましょう。

まずは「テーパ」を修正。
タイヤには輪ゴムを巻いて、ちょっと高温のところにしばらく放置します。
お見事!
4輪揃いました。

早速ボディーに仮組みしてみましょう。

・・・何これ。

 

実車もこうなのかなあと、資料本を確認してみますが・・・、

やっぱりこうだよね。
タイヤハウスからはみ出そうなこの迫力がチューニングカーの醍醐味だと思います。
てなわけでこれは流石に容認できない。

どうしましょう。

これを引っ張り出します。
かなりいい感じです。
もう一度キットのタイヤと比較。
力強さが全然違います。

もっと時間をかけてふさわしいタイヤを探したい気持ちもありますが、外径と幅がぴったりだし、時代はやや違うとは言え同じポルシェだし、もうこれで行っちゃうことにします。

ちなみにリアがやや窮屈な感じがしますが、その修正は次回に。

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