レガシィ その7 クリアパーツの塗装

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こういう部品にクリアーレッドなどを塗るとき・・、普通は裏に塗ったほうが安全です。でもこのように大きくカーブしている場合は厚みがわかってしまいますから、GT-30の方はあえて表から・・。

マスキングしてクリアーレッドを吹いた後、やや厚めにクリアーを吹き、乾燥後に磨き出しています。

ウインドウ塗る黒。普通はマスキングして仕上げると思うのですが、コーナーのRなどはきれいにやりにくいし、テープを剥がすときにギザギザになったり・・。

そこで、薄いプラバンで型みたいのを作り、両面テープで貼ってからスプレーする方法もあります。

こんな風になります。境界はややボケますが、カーブがとても滑らかになる・・。

そもそも実車だって境界は細かいスポット模様によるグラデーションになっていますから。

 

場所に合わせていくつか型紙を作ったの図。
GT30のリアガラスのアップです。
さて、何をやっているのか・・・。皆さんにはおわかりでしょう。

曇り空にかざして、実車と似た色が出ているかをチェック中。

A:「おぉ、その手がありましたか」
B:「ひょぇー、そこまでしますか」
C:「・・・バカ。」

あなたの感想は?

色が決まったら塗装ですが、このようにマスキングして塗ると、剥がしたときに境界がはっきりしすぎると思うわけです・・・。
そこで、ここでも型紙を作り、しかも型紙をやや浮かせて固定し、調色したクリアグリーンを吹きます。
できました。どんなものでしょうか?

結構上手くいったと思うのですが。

室内に特別紹介する工夫はありませんが、一応マスキングなどは丁寧にやってます。

でもクローズドボディーの黒い室内は空しいです・・・。

実際、完成したら何がなんだかわかりませんでした。

 

以上でレガシィは終了です。

ちなみに某月某日、BE5(A型もどき)の方は、無事依頼者のもとに引き渡されたことを報告します。