はじめてのカーモデル その13 仕上げとおさらい

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最終回は小物関係です。

キットのナンバープレートパーツは成型の関係からかなり厚くなっているのが普通。

 

そのまま作ってもかまいませんし、逆に薄いプラ板から切り出してもいいのですが、ここではエッジだけ薄くする方法をご紹介します。
ご覧のように仕上げれば、完成したときに、より自然な感じがします。
ホイールカバーの彫刻には薄いグレーを流し込んでおきました。

実車がこうなっていなくても、文字を強調するのは模型的には「あり」だと思っています。

バックミラーの鏡の部分、シルバーを塗ってもかまいませんが、アルミキッチンテープを切り出して貼れば、さらに雰囲気が良くなるでしょう。
タイヤにケバケバがあったら、切り取るに越したことはありません。

このためにも、精度の良いニッパーを持っていた方が良いかな。

完成後の裏面です。

最初はこのくらいで十分。後はスキルの向上に伴って、何かしていけばいい。

こういうところに時間をかけるより、少しでも多くのキットを完成に持って行く方が上達のコツだと思うから・・・。

最後に、使用した道具のおさらいです。

キットを組み立てるにはこのくらいの道具が必要でしょう。

今回の塗装に使った塗料です。

背後にある大きなボトルはガイアノーツの「T-04 ツールウォッシュ」。筆洗いに使います。

ぱっと見た感じ、ものすごくたくさんの種類を買わなくてはならないように見えますが、今回のお題のボディーがツートンカラーだったことや、室内に缶スプレーを二色使っていたこともありますので、その分差し引いて考えてください。

また、これら塗料は一台で全部使い切るわけでもありません。

「初めてのカーモデル」と題して、できるだけ丁寧に工作過程を紹介させていただきました。

最初は上手く行かないことも多いでしょうけど、丁寧に工作していけば自分だけの作品が手に入ります。模型作りはとても楽しく奥深い趣味です。今までやっていなかった人も、昔やっていたけどずいぶん長いことやっていなかった人も、これを機会にぜひこの世界にいらっしゃいませんか?

 

なお、最後に完成したプラモの撮影についても書きました。よろしければ次のページもご覧ください。

 

はじめてのカーモデル その13 仕上げとおさらい

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