フォードサンダーバード’56 その1 グリルメッシュの開口

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一年前(2010年の10月)、たまたま用事があって新津に行ったら、商店街でフリーマーケットをやっていました。

 

そこでプラモを売っているのを見つけ、思わず買ってしまったのが・・・、
このニ個です。モノグラムのキットですが、バンダイやハセガワがパッケージして発売していたものです。

アメプラは作るのが大変なものが多いのですが、国内メーカーが選んだキットなら比較的作りやすいものをチョイスしていると思ったんです。

両方とも魅力的な形をしていますが、まずはサンダーバードを作ることにします。

その理由は、来年の静岡の展示会の仲間内のお題が「劇中車」だからです。となると何の映画かはあきらかですねー。

アメプラはパーツに甘さがあるものが多いものの、ボディーのプロポーションはむしろ国産キットより実車感あふれている場合が多いですから、基本は素組みで行きます。

例のごとく一番の問題はメッキパーツ。
いつものように、ほとんどのパーツはメッキを落として塗装にしてしまいます。
基本的に素組みと言っても、少しでもリアルに作りたいとなると、一部には手を入れます。

このフロントグリル、メッシュの部分は黒を注せば一丁上がりですが、ここはちょっと頑張ってみます。

ドリルの側面を使って(※)少しずつ裏を削り・・・、

 

※なるべく温度を上げないためです

このあたりまで来たらサンドペーパーで削り・・・、
最後はこうやって抜いていく。

ちょっと強く押すだけでメッシュが破れそうで、ものすごく気を使う作業です。

案の定、作業の途中でメッシュを二〜三本折ってしまい、それを流し込み接着剤で補修するのが大変でしたが・・・、
何とかこのように仕上ることができました。

一番リスキーな作業が上手く行ったので、この後の面倒な工作と言えば、ウインドウ周りくらいでしょうかね〜。

その他にも色々あるだろうけど、これまでもやっている作業ばかりだから特に心配はしてないです。

ってことはもう出来たも同然ってか? ちょっと気が早すぎるけど。

 

フォードサンダーバード’56 その1 グリルメッシュの開口

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