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タイレルP34図面

このメインの図面、エンジンはキットから持ってきていますので、そのところは空白です。細部はいくつかメモを書きましたが、たった一枚の図面で作るなんて、ホント「ロケットけんちゃん」の世界ですね。

●ロケットけんちゃんとは?

・ 小学館の「小学1〜6年生」に連載されていた、藤子不二雄のマンガ。
・ 雰囲気は「海の王子」ですね。
・ 「小学2年生」に連載中、それまで乗っていたロケットより高性能の新型ロケット(スーパージェッターの流星号に羽根をつけたような感じ)の図面が完成するが、悪人が奪いに来て取り合い、真ん中からびりっと切れてしまう。
・ その図面をもとに、悪人側は前半分、けんちゃん側は後ろ半分を完成させる。
・ 後ほど前半分を取り戻し、くっつけて新型ロケットは完成!けんちゃんとパートナーの女の子はそのロケットで長く活躍することになる。

●この話は、昭和28年4月〜29年3月生まれの人、またはその年代の兄弟がいた人にしかわからないはず?。

●そのマンガが印象的だった私は、機械の図面というものは一枚あればいいと(しばらくの間)思っていたくらいです。

 

タイレル細部
4つのタイヤはちゃんと連動します。
このあたりは資料も多かったので、まあ、感じが出ているのではないかと思います。

リベットは、まずピンバイスで孔をあけたあと、裏からパテをニュッと押して、適当に出た後で乾くのを待ちました。

分解するとプラ板細工であることはバレバレです。
ぱっと、ここまで分解できます。 

GOODYEARの文字やゼッケンなどは全てカッティングシートを切り出しているので、ゼッケンは作りやすい「4」、ヘルメットの塗り分けが面倒だったので、ドライバーはゼッケン「3」のシェクターという軟弱さ。

ヘルメットは紙粘土やパテなどによる自作です。

ドライバーの足先は見えないので、塗装すらしていません。

エンジンはそのまんまブラバム

エンジンとタイヤは1/12ブラバムをそのまま流用しています。

要するに雰囲気、雰囲気です。タイレルらしさが出ていればいいんです。

だってこれが完成したとき、とても嬉しかったんだもの!