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おじいちゃまの 288GTO 

某TV局のキャスターのY子は今年の秋に休暇をもらってイタリアに行って来ました。 実はY子のお母さんの故郷はイタリアなのです。 

ミラノ郊外に住むおじいちゃまの所へ遊びに行ってきたのです。 故エンッオ・フェラーリによく似た風貌のおじいちゃまは、もう75歳を越えていますが、 健康そのもの。まだ某会社の会長を務めています。 このおじいちゃまは若い頃から早い車が大好き。 

久し振りに逢えた孫娘に大喜び。昔、自分の娘が日本人と結婚する時は大反対でし たが、孫となると話は別、自慢のフェラーリ288GTOを前に、とくとくと自慢話を聞かせ、これからレストランで旨いワインを飲みに行こうと言っています。 

Y子もこのおじいちゃまが一度言い出したらきかない頑固さはお母さんから何度も聞か されています。 運転の腕はまだまだ余裕しゃくしゃく、Y子も思わずワクワクしてしまい、イタリア人の血が流れている自分を感じたのでした。 

フェラーリGTOといえば‘60年代のフロントエンジンのあのGTOが有名で、あの頃の レーシングシーンを彩っていましたが、そのGTOの名前を受け継いでフェラーリが‘85 年にデビューさせたのが、この288GTOです。
レース、ラリー用のベース車としての 性格を持たせ、ミッドシップにV8、ターボ2855cc、400HPの心臓を持ち、軽量ボディー と相俟って、MAX.スピードは300km/hと言われています。 

Y子とおじいちゃまはモデラーズのレジンフィギュアー(一部改造)です。

キットはイタレリ1/24。イタリアンレッドを陽光に輝せるべく、クリアー研ぎ出しをしま した。フジミにも同車キットがありますが、やっぱりイタリア車はイタリアのメーカーに任せた 方が良いようです。
WAVEのT‐ケースLにタミヤの芝生シートを貼り、レンガ模様のシートとライケンで生垣を 作りました。