コスプレ大好きガンプラ女子 工作過程

HOME

  カーモデル以外のコーナーへ 

 
(2024/03/01)

地元や近県の展示会に行くと、並んでいる作品の6〜7割がガンプラを中心としたキャラクターメカって印象です。それ以外の全てのジャンル、つまりAFV、航空機、艦船、車・バイク、フィギュアなどが束になってもかないません。

理由としては色々考えられますが、

・現在、プラモ制作の中心を担っている40〜50代が子供の頃はロボット・SF・特撮番組の黄金期だった
・特にガンダムについてはアニメの新作が途切れることなく作り続けられている
・それに合わせてメーカーが魅力的なキットを次々に販売している(最近は懐かしアニメメカの発売も多い)

あたりかなと思っています。

カーモデルの分野でも新金型で旧車をリリースしたり(主にハセガワ)、組み立て易さを売りとした比較的安価なキットが出たり(アオシマ)と頑張っている様子も見られますが、分の悪さは否めません。

私の場合、展示会ではカーモデラー以外の方たちとも楽しく交流していますが、もし私がもうちょっとガンプラに詳しいと話もより弾むんじゃないかと思 っています。
 

そんな中、3月に開かれる「松本城下町モデルコレクション」の参加を決めました。この展示会では<One+Oneコンペティション>と題するコンペ企画があります。

<One+Oneコンペティション>の主な縛りは

・メイン1つにフィギュア1体を添えてヴィネットで表現する

です。例えば「モビルスーツ+パイロット」、「バイク+ライダー」、「車+おねえさん」あたりが一つのイメージです。

私でしたら例えば右のようなものでしたら楽しく作れそうですが、もっと違う方向で、カーモデラー以外の人にも喜んでもらえるネタはないかと考え、ガンプラと美少女フィギュアを組み合わせるアイディアにたどり着きました。

メインよりフィギュアの方が大きいという変則作品ですが、これについては事前に主催者にOKをもらっています。

まずはこの辺りを調達。
これも入手。
今回は「素材ちゃん」 にガンプラを”着せて”みたいと思っています。

でもそうするにはガンダムの頭が小さすぎますね。

頭を大きいものに取り替えてみた。

これなら無理矢理フィギュアにかぶせることもできそうですが、顔がほとんど隠れてしまい、魅力半減になるでしょう。却下。

ところでガンダムの「ライトパッケージVer.」にはビームライフルとシールドが入っていなかったので、慌ててこれも調達。

最初からこっちを買っておけば良かったかな。もったいない。

ハセガワのお姉さんフィギュアのヘッドを複製して少々いじり、 首を挿げ替えてこんな感じに。
ポーズが定まったら素体ちゃんの関節を固めるとともに色々いじっていきます。

この他参考までにこんなのも集めてみた。

何事も勉強勉強。

1/144のガンプラより二回りほど小さい。

中に発光ユニットが入るなど、なかなか凝ったガチャでしたが、サイズや素材の問題もあり、今回は使いません。

何かたくさんお金を使っちゃった。

さらにこんなのも調達。

食玩です。

なんだかんだで8体ほど集めてみた。

 

ここでテーマの種明かし。

大きな模型展示会におねえさんが自分で作ったガンプラを持ってきたが、実は自分もコスプレしてましたって設定です。

食玩に色をつけてみました。
とりあえずRX-78-2を三体ほど 仕上げてみた。
これがいいかな。

ちなみにスタンドは自作。

コスプレを披露している会場はやはりここか。
となるとここの床面をなんとなくイメージして・・・、
台座を作成。
できました。

この作品がガンプラモデラーや美少女フィギュアモデラーに受け入れられるか、あるいは総スカンを食うかはわかりません。

でもいつもやっているカーモデルとは全く違う工作はとても楽しかった。

なお今回の作品、今まで作ったものの中ではおバカ度一番だと思うのだけれど、それでも100点満点で70点がせいぜいかな。

本当はもっと突き抜けたかった思いもあります。