メグさん登場 の巻

 

2001.03.26  

キリ踏んじゃった。  キリ踏んじゃった。  キリ踏んづけちゃったぞ、ぴっくりだあ〜い!  
2001.3.26.時間は午後4時30分頃。なんと、妹は、兄のホームページで[6666]のキリ番を踏むという、すんごい体験をしてしまいました。 

え?妹さん、確か、パソコン、持ってなかったんじゃ……。と、気づいたそこのあなた、スルドイ。確かに、妹はパソコン持っておりません。たまたま友人の家にホームページ見学のお誘いがあり、のこのこついて行ったところ、タイミングよく踏んでしまいまして……。 

 

・・・ことの起こりは今年(2001)年の2月。とある月曜日の午後、妹が加わっている絵本の読み聞かせボランティアグループのメンバーであるハンドルネーム・メグさん(20代の女性)が、愛犬ルナちやん(※)を連れ、ひょっこり、わが家を訪問。

(※ ♀。元、迷い犬。推定年齢6才。シェルティーの雑種と思われる。縁あって3年前、ドックフードと共にメグさんの家に引き取られる。)

「あれ〜、珍しい。どうしたの?」  
「いや〜、今日は仕事がお休みの日で、ルナちゃんをつれてひさしぷりにここらへんを散歩していたら、たまたま妹さんの家の近くを通りかかったもので……。妹さん、どうですか。今日は天気もいいですし
お散歩、一緒に行きませんか?」 

春のそよ風のような声に誘われ、即、快諾。ルナちゃんのお散歩につき合うことに。 その最中、ひょんなことからインターネットの話に突入。 

「いや、実は、兄がホームページを作ってね。12月に開設したばかりなんだ」  
何気なく話したところ、メグさん、興味を示す。

なぜならメグさんの家にはパソコンがあり、インターネットも利用できるとか。
「もしよかったら、兄のホームページ、見てみる?  その代わり、模型に関することだから、楽しめるかどうか保証はできないけど」 
兄のホームページアドレスを書いたメモを渡したところ、メグさん大喜び。早速『善は急げ』とばかりにその日の夜、兄のホームページにアクセス。メールで感想を送ったそうな。

 

それから1週間後
「感想を書いて送ったら、お兄さんから返事が来ました!」  
愛犬ルナちゃんとともに散歩の途中でわが家を訪れたメグさん、私の顔を見るなりどっひゃ〜ん!な報告。そこでホームページの感想を聞くと、
「いや〜、面白かったっす。模型の(専門的な)ことはよくわからないけど、話は十分楽しめましたよ」
兄の苦労が報われる、ありがたいお言葉をいただく。が、そのあと、
「お兄さんのメール、見ますか?」
 おお、早くも見学のお誘いが。こうなったら止まらない。早速、メグさんの家へ“レッツ・ゴーひろみ”

ダイニングキッチンの隅にあるパソコンを起動させ、兄が送ってきたメールを見物。 

「妹は読み聞かせなどしているくらいの本好きですが、なかなかその他には腰が重いものですから、心配しています。悪の道でもかまいませんので(おいおい)、いろいろと連れ回してやって下されば何よりです] 

・・・の文面にぶっ飛びつつも、 『ま、ホームページの道は、半分興味があったせいもあって見事に引き込まれたな(それとも強引に飛び込んだカナ?)』 思わず心の中でつぷやいていた。

が、話はこれで終わらない。 それからメグさん、最低、週に1度は  『牛に引かれて善光寺参り』ならぬ 『ルナに引かれてホームページ報告』状態でわが家を訪問(わが家は、いつの間にかルナちゃんのお気に入りスポットになってしまったらしい)。

ある時は、

「模型の専門用語がわからないので前後の文脈で理解してるんですけど、もしかしたら、意味、間違っているかもしれない」

またある時は、

「『こだわり道場』、面白いですねえ。妹さんのコーナーも載るし、奥さんも出ているし。だんだん、家族のホームページになっていくんじゃないですか?」

と、メグさんなりの感想も話してくれたっけ・・・・・。

(中略)

そんな2001年3月26日
「こんにちわ〜」
 
午後4時過ぎ、メグさん、愛犬ルナちゃんを連れ、来訪。
「お散歩、行きませんか?」

幸い、風邪もようやく同復しつつあったので、気分転換もかねていくか、ということになり、散歩に同行。その途中、
「そうそう、妹さんの原稿、アップされてますよ。よかったら見に来ませんか?」
珍しく兄のホームページ見学に誘われたので、 そのままメグさんの家に直行。

メグさん、家に入るやいなや、ダイニングキッチンの片隅で鎮座しているバソコンを起動させ、兄のホームページにアクセス。 「どうぞ」  の声に促され、画面を覗くと、おや、6000番の人が『感謝の磔』と称して紹介されている。 『へえ、もうアクセス人数6000人か。さて、メグさんのところは…』 何気なくアクセス・カウンターを見たところ……ワオ! 6666。6が4つ、ラインダンスを踊ってるぅ〜。

「ねえ、これ、キリ番じやない?」  
メグさんに訪ねると、メグさん、早速画面を確認。 
「うわあ〜! キリ番ですぅ〜」
 
「わ〜、やっぱりそうか。いや〜、お兄ちやんのホームページでキリ番、踏むなんて」 
パソコンの前で大騒ぎ。
「お兄さんにメールで報告しましょう!」
 
騒ぎが落ち着いた後、メグさん、ナイスな提案。早速、兄のパソコンー座宛に送信した。  

「キリ番、一秒でも遅れると踏めないですからね。貴重な体験をさせていただきました」  
ニコニコ顔のメグさんに見送られ、ちょっぴり興奮状態で帰途につく。それにしても、ほんの一月前、兄の家でホームページ見学をした時に知ったキリ番。半信半疑で聞いていた話が、まさか、こんな形で経験するとは……。

 

2001.04.01 

お昼を終え、片づけをしていたPM12:50頃、兄、来訪。家に入るやいなや、居間のアルバムコーナーに直行(なるほど、そういうことだったのね)。
「まるでアルバムの虫干しだねえ〜」
思わずつぶやいた私の言葉に、兄、大笑いするが、目はしっかりアルバムにくぎづけ。時折、両親と話をしながら物色した結果、兄の小さい頃のものと、別のアルバム(その中に、私が小さい時の写真も1枚はさんでいた。はて、どこに使うんだろ?)を持って行くことに。

いよいよ、兄の家ヘホームページ見学へ出発。その道すがら状況を聞くと、兄、開口一番
「香港からメールが来た」
ワオ!いきなりのどっぴや〜ん攻撃(いや、この場合は口撃か)。
「香港?」
「そう」
「てことは、文面は」
「当然、英語だよ」
という訳で、返事も英語で出すことになり、兄、辞書を片手に文面を作り、何とか送信。

が、その後、インターネット内で無料の翻訳システムがあることを知り、ボーゼン。今後はこれを利用することに決めたそうな 。

「ヘえ〜…そんなこともできるんだ」
「まあ、厳密な翻訳はできないけど、言いたいことのニュアンスは伝わるよ。これをベースに直していけばいい」
「便利だねえ〜」
「行ったら見せてやるよ」

兄の家に到着。義姉に甥っ子2号の誕生祝と称してお菓子の詰め合わせをプレゼント。
それから間もなく、兄、甥っ子2号の誕生祝用のケーキを取りに出かけたので、帰ってくるまでの間、1階の居問で、TVの上に乗っていた戦車の模型を
『どこかで見かけたような……』
横目に見つつ、義姉とホームページのことを中心に雑談。

そうこうしているうち、兄、ケーキを手に持ち、帰宅。早速、甥っ子2号の誕生祝い開始。

そしていよいよ、2階に上り、パソコン一座とご対面。

まず、兄、インターネット内の無料翻訳サービス(確か、エキサイトという名前だった)を出し、翻訳の仕方を見せてくれる。が、兄の作業の手際が良すぎたため、私は何が何だか理解できず。ただ、アゼンと眺めるぱかり。

それから[ツインスターメーリングリスト]に飛び、メーリングリストがどのように発信されるのか、簡単なレクチャーを受ける。
(『メーリングリスト』は、電子メールを使った情報交換クラプ。メーリングリストで決まっているあて先にメールを送ると、そのメールが登録されているメンバー全員に送られる。同時にメールを返信しても、また、メンバー全員に送られるので、メンバー全員でメールのやり取りができるというシステムですよね、兄上?)。

メーリングリストについては、私も、TVのニュースや情報番組で多 少のことは知っていた。しかし、実際、どんな風にバソコンで表示されるのかは見たことがなかったので興味津々。 兄が見せてくれたのは、兄が新たにメンバーになり、メンバーにあいさつ状を送った部分。早速、何過か返事が未ていたのでぴっくり。 

最後に、兄のホームページで6000のキリ番をふんだ「さかもっちやん」のホームページと掲示板を見学。

その中で印象に残ったのは、やっぱり、画面が変わった途端、ひょっこり出て来た案内役のロボット『おきらくん』。姿かたちもいいけれど、カメラ目線で模型作りを手伝うなんておちやめなところが最高。
思わず、こう声をかけたくなってしまった。

「おきらくん、今度、遊ぴにおいでよ。私の本棚、おきらくんならきっと、くつろげると思うな。」
まあ、おきらくんのようなロボットはいないけど怪獣ならいるよ。

太阪城を壊したゴ○ラでしょ。ウルトラマンゼアスに出ていたデ○○○カ○○ン。風船の代わりにマグネットクリップ背負ったピ○○ンに、モ○○の幼虫も1匹。 あ、! Mr.コ○○○クの携帯ストラップに、イ○イのサ○○ー○○ドコンテナもいたな」

(さかもっちゃん、画像転載許可、ありがとうございます。電動士)

 

と、いったところで見学終了。頭の中が鯖詰め状態。堪能モードで満たされていた私に、兄、
「TACさんが監督したという『ウルトラマンネオス』のビデオ、見ていないから一緒に見るか?」
おお、デザート的なお誘いが。

もちろん快諾。兄、早速パソコン一座の隣でいじけていたAVセットにビデオをセッティング。最近ネオスに夢中という甥っ子2号に
「ネオス、始まるぞ」
声をかけ、メモを片手に鑑賞開始。
が、甥っ子2号、始まって5分もしないうちに鑑賞戦線離脱。
それと人れ替わるように義姉がやってきて、結局、大人3人、一緒に鑑賞。

兄、TACさんに感想を書くためか、時折、メモをしつつ、
「なかなか緊張感がある」
つぷやきながら熱心に鑑賞。見終った後、途中から見た義姉に
「ネオスの中ても一番俺好みだ」
という。

義姉は甥っ子2号が途中で飽きたので、
「これ、大人向きかもしれないね。だって別の話(何話かは聞きそぴれた)は何回も『見せて!』っていったもの」
私は初めてネオスを見たので、他のことはよくわからなかったものの、ウルトラマンの新作が見られた嬉しさと、
『出てこい、ツーワン!』
と思ったシーンでウルトラセプン21が出て来たので大満足。ダレることなく楽しんだ。
(後日、たまたま朝日ソノラマ社発行の[宇宙船]バックナンバーを見ていたところ、TACさんの顔写真入りインタービュー記事を発見。思わず『兄がお世話になりまして』写真に向かってコーべ(頭)をたれてしまいました)

この後、改めて、兄にホームページをやる時間、並ぴに、今、ホームぺージで力を入れているコーナーについて質問。兄、
「ホームページは早くて夜の10時から。それからだいたい2時間ぐらいだな。あと、1日1回、決まった時間に、訪間者の数をデーターに入力している。
今、ホームページで力を入れているのは、完成した模型をどう綺麗に写すかということのノウハウを、オレ流に公開すること

そこで今、同じ模型を2個作り、1つは普通、もう1つは撮影が映えるものに作ってる。また、同じ模型でも、カメラとデジカメだとどう違うか、みたいなこともね」

それから、1日1回、決まった時間に、訪問者の数をデーターに入力している、という話が気になったので、訪問者が増えるには、いったいどうしたらよいか、という話に移行。中には訪間者の数を増やしたいばっかりに、あちこちに顔を出してPRしている人もいるが、やはり、中身がともわないと、だめ。結局、
『いいものを作っていれば、人数は後からついてくる』
という結論に落ち着く。

最後に、兄に、ホームページやっていてよかったか間いてみると、
「それはもう、得しているよ。ただ、今までよりちょっと寝不足気味になるけどね」
後悔していない口調で答えたので安心する。