こだわり道場過去ログ 車ネタ編

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11.次の車、2〜3年後かな ・・・18/6/21

今乗っているレガシィ、2013年の夏に買ったものなのでもうすぐ5年になります。 走行は55,000キロ。外観もそこそこきれいだしトラブルもない。バッテリーとタイヤも替えたばかりです。

前のGT30も、さらにその前のプリメーラも10年前後乗ったので、今の車ももう5年どころか10年だって平気で乗れるでしょうが、今回はなるべく早めに次の車に乗り換えようかと思っています。

理由はいくつかあります。

一つは運転支援機能が日々進化していること。

私のレガシィには「アイサイト Ver.2」がついていて、例えば高速道路で前の車に勝手についていくことができますが、これが本当にありがたい。疲れ方が全然違います。

もちろん自動ブレーキも万一の際には役に立つでしょう。

さらに今のモデルではアイサイトも進化し、ステアリングアシストもついてますます良くなっている。 年齢とともに注意力も落ちているはずなので、こういう機能はなるべく最新のものにしたいところです。

二つ目は免許返上までのリミットが見えてきたこと。

今64歳ですが、おそらく80歳を越えたら運転は控えた方が良いような気がします。そうなると今後乗れる車の台数も限られてくる。
手元資金との相談になりますが、仮に5年に一台のペースならあと三台は違った車に乗れるわけで、その魅力も捨てがたい。

では次の車をどうするか・・・。家族で乗る車と遊び車の2台持ちになれるなら選択肢も広がりますが、そこまで道楽できないとなるとオールマイティーな一台をどういった基準で探すかの話になります。

もしスバルで考えるならこうなります。入れ替えるのを2〜3年後とイメージした場合、インプレッサは現行モデル、その他はフルチェンジ後の次期モデルになるでしょう。

気にするのは何と言っても「乗り心地」「静かさ」。県外まで出かけたいとなると疲れにくいのが一番ですものね。

 


「奥さんウケ」
も無視できません。

WRXやレヴォーグは
「ボンネットに孔が空いているのは嫌」
でアウト。
またレヴォーグは
「バンの親分」
だと思っていて、やっぱりセダンがいいらしいです。

奥さんは
「プレセアとかエメロードはないの?」
って言うんですが、要するにキャビンが小さくてかっこいい4ドアが好みなのか・・・、よくそんなマイナーな車種を知ってるなと驚きながらも、もちろんもう売ってませんから。

 「内装の豪華さ」 「本体価格」 「維持費」 「荷物積載力」などはあえて気にしないことにします。通勤もなくなるので「燃費」も無視。
おっと、新潟なので「4WD」は必須です。

そんな風に考えてゆくとインプレッサかレガシィの点数が高くなります。
レガシィは理想に近いのですが、唯一サイズが問題になります。私が乗っている五代目の横幅1780mmも細い道ではやや気を遣いますから、現行(そしておそらく次も)が1840mmと聞くとちょっと引っかかります。まあ慣れればどうってことないのかもしれませんが。

以上はあくまでも次のモデルを想定しての考察です。インプレッサ以外は1〜2年のうちにフルチェンジされると思うので、それを楽しみに待つことにしましょう。

もちろんスバル以外にも視点を広げれば候補がさらに増えることは承知しています。でも例えばトヨタ・日産・ホンダ・三菱・ダイハツあたりだと乗っている自分がイメージできないんですよね。

これがマツダ・スズキだともしかしたら浮気してもいいかなと感じます。その線引きがどこにあるか説明しにくいんですが、何かこう三社は、

「やりたいことはこれです。そこをあまり気にしない人は他所へどーぞ」

って言っているような気がするので・・・。



10.
レガシィ、ちょっとドレスアップ・・・15/9/5

車を入れ替えてから2年になります。 前のツーリングワゴンと比べて進化したところは色々ありますが、何と言ってもアイサイトを利用したオートクルーズが素晴らしい。高速道路などで 前の車と一定の距離を取りながら勝手についていく機能です。

4月に次男が大学に進み、家には奥さんと二人になったので時々日帰りで遠出もするようになりましたが、この機能もあってか疲れ方が違うと感じます。

 

例えば春から初夏にかけてはこんな感じでした。

 

4月某日。

奥さん「ねえ、明日は天気もいいし、どこか行こうよ」

私「小布施でもいくか」

奥さん「どうせ 小布施に行くのなら、松本まで足を延ばそうよ。
私まだ”国宝松本城”を見たことがないのよ」

「俺は行ったことあるよ。
・・・あ、はい、行きます行きます」

 

 

やはり4月某日。

「喜多方まで朝ラーメン食べに行こうぜ。
その後米沢に行って上杉神社の謙信祭りを見て帰ろう」

・・・・・

「朝から何でこんなに並んでんだよ(←オマエモナー)」

 

 

5月某日。

奥さん「堀の内で芝桜祭りやってるんだって」

 

「うん、いいねいいねー (赤い車が)」

 

「山古志ってここから遠いの?」

「近くだよ。景色がきれいな場所も知ってるよ。
ちなみにこれ、田んぼじゃなくて錦鯉の野池ね」

 

そんなことをしているうちに、なぜかドレスアップがしたくなっちゃいました。機能や性能で選んだレガシィですが、外観については正直あまり好みではなかったんです。妙に膨らんだ感じが・・・。
また子供二人が卒業までにかかるお金も計算できるようになりましたので、ここでちょっとお金を使っても大丈夫かなと・・・。

「と言うわけで、少し車をいじりたい」

「どんなことするの?」

「空気の流れを良くする部品をつける。安定性が増して運転がさらに楽になって、ドライブも楽しくなる。君のためでもある」

「あなたの働いたお金だから良いけど、SHUN 1/24さんみたいなでっかい羽根はいやよ」

「ええ〜っ!」

本日、ドレスアップが終わった車を引き取りに行きました。

ではどこが変わったか。

こちらはドレスアップ前。

ドレスアップ後です。

ちょっとアングルを変えてみます。

リップスポイラーが黒くなったので、ノーズがやや薄く見えるようになりました。

またフォグランプカバーとエアアウトレット(ただしダミー)がそれなりのアクセントになっています。

 

今度はリアビュー。

こちらはドレスアップ前。

ドレスアップ後です。

右側のマフラーカッターは、これまたダミーです。

予想に比べフロントはちょっとやんちゃ になった感じもしますが、全体に引き締まったような気もします。

空気の流れを良くする効果がほとんどないことは知ってます。

気になる奥さんの反応ですが、

「できてきたよ〜」

「どこが変わったの? 良くわからない」

いや、だからこことここと・・・」

「ふーん、それにしても大人しい羽根にしたのね」

「え!?」

 

 

9.車を入れ替えることにしました・・・13/07/28

レガシィGT30(2002年型)の11年目の車検が近づいて来ました。ちょうどマフラーのサイレンサーが劣化して異音がしたり、リアガーニッシュからの水侵入などの不具合も出てきたので、この修理も含めていつもお世話になっているGパーク亀田さん(中古車販売と整備がメイン)でざっくり見積った所、10万キロ超えての車検でタイミングベルト交換も必要とのことで、 車検にしてはちょっとめまいがする金額が提示されました。

そういうところをちゃんとすればまだ十分長く乗れることはわかっています。また担当者さんも
「3リッター6気筒エンジンモデルは貴重ですし、長く乗っていただきたい思いもあります」
と言うしでずいぶん悩んだんですが、この際思い切って現行レガシィに乗り換えることにしました。

レガシィにした理由ですが、車を単なる道具と考えれば軽でもコンパクトカーでも何でもいいものの(奥さんは日産キューブが良いと言う)、やはり運転していて楽しく、快適で、静かで、雪道の運転も安心で・・・などを考えていくと、私の中ではどうしてもこうなるんですね。
フルチェンジして日も浅いインプレッサも有力な候補でしたが、勤務する会社では最近インプレッサとXVが増殖中で、逆に現行レガシィには乗っている人がいないのも理由となりました。

また今回はセダンを考えました。子供が剣道をやっていた時は遠征試合などで仲間の防具をどっさりと積めるワゴンの便利さを痛感しましたが、今後はそういうことは少ないでしょう。

そこまで腹を決めたので、まずは中古を探してもらうことにしました。中古は安さの魅力もありますし同じ予算でもワングレード高いものを手に入れることができます。今乗っているGT30も2リッターの新車の予算で3リッターが買えてお得だったと思ってます。
しかし残念ながら今回は眼鏡に適うものは見つかりませんでした。私が2012年5月のマイナー後のFB25エンジン搭載車、しかもセダンの上玉を縛りとしたので、新車との価格差がそれほどではなかったことが主な理由です。

今回は新車にしたいと担当者さんに伝えるのはちょっと辛かったですが、スバルが売れることには変わりなく、担当者さんも気持ちよくスバル亀田店(こっちは新車販売)に引き継いでくれました。

今は契約も終わり納車を待つばかりですが、では気分ルンルンかと言うと必ずしもそうでもない。新しい車に乗れる期待はもちろんあるものの、まだ直せば十分乗れるGT30を手放すタイミングが今だったのかと・・・。

例えば冷蔵庫や洗濯機、あるいは電子レンジやトースターなどでしたら、古いものを修理して使うか買い換えるかの判断はメリットとデメリットを天秤にかけて決めるものだと思います。
「いやーこの古い電子レンジ、『チン』の音がいいんだよね。あ、ただの『チン』じゃないんだよ、『チィィィ〜ン』って余韻があると言うか何かこう癒されるというか・・・。どんなに探してもこの『チィィィ〜ン』の音を出せるレンジが見つからないので、何度も修理して使ってるんだ」
などと言うのはよほどの人でしょう。

一方車は性能や機能に加えて、”味”や”好み”の要素が大きい商品です。高い維持費をかけて「旧車」を乗り続けるのもそういう人たち。GT30もちゃんと味を持っていた車だと思っています。
また車には思い出がくっついています。家族を乗せて出かけたりした思い出は車と一緒に記憶の中にあります。買い替えはそういう思い出にも別れを告げることになります。そういうところが今の寂しさに繋がっているんでしょう。

とは言ってももう乗り換えは決めてしまいました。納車まであとちょっと、今は別れを惜しみながら乗り続ける毎日です。

 

8.レガシィ10万キロ突破・・・13/03/19

私の乗っているレガシィは三代目の「GT30」って車種で2002年度の製造。走行距離3000キロの試乗車を2003年に買ったものです。

年明けに10万キロを超えましたが大きなトラブルもなくここまで来ましたし、走っていても「ヤレ」はほとんど感じません。とてもいい車だと思ってます。

(10年ちょっとで10万キロって少ないように思うかも知れませんね。会社まで片道7kmなので年250日出勤しても通勤で乗る分は14km/日×250=3500km/年 程度なんです)

特に気に入っているのは、やはり評価の高い操縦安定性ですね。新潟は雪が降りますが、いくらAWDでも「おっとっと」と感じる時は結構あります。でも前後の車はもっと びくびくしているでしょうから、自分が流れのお荷物になることはないんだろうと思うと気分的にも楽です。

でも車歴は11年ですので「もし次を買うなら何がいいかな〜」とイメージすることも多くなってきました。
奥さんは車を持っていませんから、ちょっと近くに買い物に行く時から家族で遠出をする時まで全てこの1台でまかないます。その意味では次もオールマイティーな要素を持った車が必須ですが、自分自身も気持ちよく運転したいのでミニバン方向は今ひとつ。やはりワゴンかセダンの中から選びたいところです。

となるとレガシィ(現在五代目)はマイナーチェンジでエンジンが一部新しくなったりアイサイトが魅力だったりしますから、何と言っても第一候補になります。
 
その五代目レガシイの巷の評価は、
○・・・「車自体は良い」、「安全性に対する評価も高い」
×・・・「大きくなった」、「全体にかっこ悪い」
あたりになると思いますが、私もそう感じています。

レガシィだけじゃないですが、最近の車は室内を広くするために背が、また歩行者頭部保護基準の導入でボンネットも高くなっていまから、 昔より「ずんぐり」方向にシフトしています。そこをデザインの工夫で何とかするものの、みんな同じような感じ、はっきり言って座薬みたいです。

だから私のレガシイをスーパーの駐車場などに止めていると、自分の車だけがぺったんこに感じる時があります。レガシィは水平対抗エンジンでもともとボンネットが低めなんで、なおさらそう感じる。
奥さんが、
「あなたの車が段々ヤンキーっぽくなってきたね」
と言うんで、
「いや、こっちは変わってないの! 廻りがだんだん お饅頭みたいになってきたの!」
と返すんですが、確かにそんな雰囲気になってきた。
 
ただ、どうしてもまだ「買い替えなきゃ!」とまでは思わないんですよね。

車を買い換える理由としては、
1.古くなって故障も多く、もう限界
2.デザインが時代遅れになって、肩身が狭い
3.家族環境などが変わり、それに合った車が必要になった
4.最近の車の性能・デザイン・装備・燃費などが魅力的
5.収入も増え、もっと良い車に乗れるようになった(ステップアップ)
6.収入が減り、前より安い車に下げざるを得ない(ランクダウン)
などがあると思いますが、私の場合は自分の車がかっこ悪いと思っていませんし、性能に関しても不満はない(水平対抗6気筒3リッター220馬力ですし)。
上に書いたように「アイサイト」はいいなあと思いますが、積極的な動機としてはそのくらいでしょうか。

強いて不満を挙げるとすれば燃費でしょうね。
通常は8〜9km/Lが精一杯。先日ちょっとした点検修理でディーラーに2日ほど預けた際、代車で借りた「トマール猿人」のステラ(中味は5代目ダイハツ・ムーヴ)なんか 実燃費が23km/L。

家族4人乗っても特にもたつく感じもなく、中も広い。
奥さんは、
「次はこれでいい」
って言うんですよ。それだけは防衛しなくては・・・。


実際問題として「そろそろ新しい車にしたい」思いはあって、点検が終わって車を取りに行った際、奥さんも連れて行って今のレガシィやインプレッサに座ってもらったりして少しずつ洗脳しているんですが、何度も言うようにGT30を捨てなきゃならない積極的な理由がないものですから決心がつかない。
もう3年ほど乗って次のレガシィを待っても良いかなと思ってます。

車は次々と乗り換えてもらった方がメーカーは嬉しいんでしょうけど、世の中の大抵の工業製品の機能や性能はどれもかなり良いレベルに来ていますから、それを捨ててまで買い替えさせるには新たな価値だけじゃなく、前の製品を時代遅れに見せかける手段も必要。

デザインなんかはその代表的なもので、何かの技術・性能的進化が形に反映されたのならいいけれど、ライバルとの差別化ばっかり意識して小手先でデザインを変えるような製品は、この先段々とやりにくくなっていくような気がします。

(スバルのエンジンは高さが低いんだから、やろうと思えばボンネットも低くできると思うんですよね。86やBRZのように・・・。そういうセダンやワゴンを作り「ざまーみろ」と言えば良いのに)

 

話変わって私がいつも考えていることなんですが、「経済成長」って普通に言うけど、特に先進諸国で経済を成長させるってもうそろそろ無理なんじゃないかと思ってます。
なぜなら物質的豊かさを求めて行けば、それは地球の資源をたくさん使うことにつながり、その資源は昔ほど手軽に安く入らなくなって来たからです(ピークエネルギー)。
石油やガスについては、ずいぶん前から「あと何十年で枯渇」と言われているのに何だか一向になくならないような気がするのは、技術が進歩して前は無理だった場所からも採れるようになっているからですが、当然ながらそのコストは上昇しています。結構近い将来「こんな値段になるなら使ってられないよ」という時代が来るような気がします。

今、日本で登録されている自動車の数は7〜8千万台くらいだと思いますが、では今この瞬間に走っている車はというと、せいぜいその数分の一でしょう。私の車も平日は出勤と帰宅に乗るのが中心で、昼間は会社、夜は自宅でずっと止まっています。
今後GPS機能やアイサイトみたいな技術がさらに進化すれば、例えば朝、携帯端末で呼び出すと街を無人で走っている車の一台が自分の家にやってきてそれに乗り、会社に着いたら車は勝手にどこかに消えて次の利用者を待つようなシステムになれば、日本中の自動車の数は激減し、全体のエネルギー消費も減るでしょう。
一部の作業用車、あるいは自分で好きな車を運転したい人は車を所有すればいいけど、おそらく大抵の人はそんなシステムで十分満足するんじゃないかと思います。

そんな時代になるのは車の所有が大きな負担になってからかもしれませんが、今まで書いたようにエネルギーのコストはこれからもどんどん上がっていくと思うので、そんな日は意外と早いかもしれませんね。
 
自分のレガシィネタがずいぶん膨らんでしまいましたが、車を長く乗るのは少なくとも地球に優しい行為だと屁理屈をこね、話しを無理やり閉めたいと思います。



7.どうせ道楽ですよ・・・
07/08/25
愛車のレガシィGT30の二回目(5年目)の車検時期がやってきました。 

私のレガシィ、実は一昨年の冬に雪の固まりとケンカして負けてフロントバンパーに若干の割れがあったり、なぜかフロントグリルのメッキが一部はがれていたりして、フロントから見ると少々みすぼらしい状態だったのです。

で、この際と思って両方新品に交換することにしましたら、パーツの取り寄せや部品交換に若干の時間余裕をいただきたいとのことで、代車に5日間乗ることになりました。

代車は1.5リッターのインプレッサ、まだ走行1000kmにも達していない新車状態でした。

5日間乗り回し、感じたことを書いてみます。

 ・エンジンパワー・・・流石に3リッターのGT30とは比べるべくもありませんが、特に問題はありません。
 ・運転フィーリング・・・GT30に比べればしっかり感は足りないものの、十分安定しています。
 ・ブレーキ性能・・・制動力はやや落ちますが、問題なし。GT30が効き過ぎなのかもしれません。
 ・騒音・・・エンジン音、エアコンからの送風音、ロードノイズなど、全体的にレガシィより大きめですし、音質も違いますね。
 ・内装の質感・・・シートが一部レザー張りのGT30と比べてはかわいそうですしダッシュボードなどもプラスチッキーですが、困ることなど何もありません。

早い話、GT30とインプレッサワゴンではあらゆる面で差はあるものの、困るほどのことは何もない。インプレッサも十分良い車で実用的です。そして車両価格はほぼ半額。GT30なんて車、実用で考えると買う意味はないってことです。 あえて差が出るのは長距離かな。家族で一泊旅行に出かけ、往復数百キロを運転をしようとすれば、車の性能のあらゆる部分が快適性につながり、疲れも違ってくる。これは前のプリメーラと比較して実感しています。

車検が終わり、請求書を見せられました。事前に車をチェックしてもらい、ほぼ正確な見積もりをもらっていたのですが、ブレーキパッドが減っていたので、その交換が追加されたこともあり、合計の金額は相当きついものになっています。

奥さん 「だいたい身分不相応なのよ。タイヤが四つあって屋根がついていれば、どの車でも十分じゃないの。それなのに”乗り心地がいいから君たちも快適だろう”とか”遠出するとき疲れないんだよな”とか、まるで家族のために買ったなんて言い方するから・・・。
正直に
”この車は俺の趣味だ”って言えばいのに」 

私 「はいはい、この車は趣味です! 贅沢です! 道楽で買いました!」

 

6.レガシィその後・・・03/11/16
レガシィが来てから1ヶ月以上が経過しました。

先週は下宿人のSHUN1/24さんと交替で運転しながら名古屋まで往復ドライブをしましたが、いやー、このクルマの実力がよくわかりました。

長距離ドライブをするとき、何より大切なのは「疲れにくいこと」、これにつきると思います。ではレガシィはと言うと、

●3リッター6気筒エンジンはかなり静かです。時速100km以下ではロードノイズに隠れて、ほとんどエンジン音は意識しません。また、急な加速の時の音質もとてもいいです。

●パワーに余裕があると、高速でちょっと集団を抜けるときなども楽勝です。

●サスペンション(ビル足)もしなやかで、街乗りから高速まで乗り心地はGOOD。

●4WDであることも運転中の安心感につながります。
名古屋からの帰りは雨模様、途中、少しいじったと思われるシルビアが「それなり」の速いペースで走っていたので、これを追走する形で(もちろん距離をとって・・煽ってるわけではない)運転しましたが、トンネルなど路面が乾いている場所ではぐぐっっと離されるものの、トンネル以外の、特にカーブが多い場所では明らかにペースが落ちるのが感じられました。
レガシィの場合、ある程度路面が濡れようが風が吹こうが関係なしと言った感じです。

●リアのガラスにほとんど汚れはつきませんでした。ワイパーは必要ないほどです。

●シートもよろしいんじゃないでしょうか。

●当たり前のことですが、荷物はたくさん載せられます。

「なるほど、これがツーリングワゴンと言うものか!」・・満足しております。

ちなみにSHUN1/24さんはランエボ8に乗っています(それまで2.4と乗り継いでいます)。名古屋から新潟の私の家に戻り、SHUN1/24さんはさらに自宅に向かったのですが、あとで
「いやー、エンジンはうるさいは、ショックは固いわ・・。あまりの違いにびっくりした。」と言ってました。

・・・ウソじゃないよ。Mizさんの掲示板にご本人がこう書いているもの。

「一昨日は仙台までひとっ走りしてきました。モチ仕事。往復約580km。
レガシーの感覚が残っていて、なんとマア俺のエイトはうるせーんだろう・・と思ってしまいました。高速のスタビリティーはこっちも負けてはいないのですが、エンジン音とロードノイズは全く敵わん・・この2・3日悩んでいます。」

車の目指すところが違いますから、直接比較するものではありませんが。

ちなみに、名古屋に行っていた二日間、SHUN1/24さんのランエボは私の家のカーポートに置かれて近所の晒しものになっていたんですが、奥さんは「とても恥ずかしかった。」って言ってました。ぶはははは。

 

5.クルマ入れ替えネタ4連発・・・03/10/05
 10月4日土曜日、12年乗ったプリメーラに別れを告げ、レガシィに乗り換えました。クルマってのは「家」や「お嫁さん」に続く高い買い物ですし(おいおい)、例え他人のことであっても興味を持つ人も多いかもしれません。そこで今日はクルマ入れ替えに関しての身近な話題を・・。


その1、プリメーラでドライブしていたら

次男 「早くレガシィ来ないかな。」

長男 「プリメーラはエアコン効かないし。」

次男 「レガシィは後ろでも寝られるし。」

長男 「乗り心地よかったし。」

奥さん 「ふーん、このクルマってプリメーラって言うの・・。」

私 「今まで知らなかったのかいっ!10年一緒に乗ってて。」

奥さん 「どうでもいいもん。」

私 「じゃあ、いままでこのクルマは何てクルマと思ってたんだい。」

奥さん 「ん?”羽根ついてる日産のクルマ”。」

 

その2、 某地元テレビ局の方の話

「ウチは営業マンが少ないんで、私一人でスバルと日産を担当しているんですよ。この前日産に行こうと思ったらスバルのクルマしか空いていなかったんで、”近くの駐車場に止めて歩いて寄ろうかな”と言ったら、部長に、

いいんだ。日産とスバルはもとは同じ会社だから、堂々と正面に止めればいいっ!

って言われました。」

(何かあったら、その部長は責任取るのかな)

 

その3、 奥さんと奥さんの友人のお茶のみ話

友人 「私んとこもクルマ買い換えなきゃならないのよ。やっぱり7人乗りになるかしらね〜。”電動士”さんとこは何にするの?」

奥さん 「レガシィなのよ。”子供が小さくてどうせ汚れるから中古でいいや”なんて言ってたのに、何だかエンジンでっかくて、普通のクルマ買うのと大して値段は変わらないのよ。」

友人 「最近の若い人って、バンみたいなのによく乗ってるわよね。私に言わせりゃカローラバン(※)とどこが違うか。」

奥さん 「私もそう思うのよね。カローラ(セダン)にしなさいって言ったら”勘弁してくれ”って言うし、じゃあマーク2は?って聞いたら”もらっても乗らない”って言うし。
最初は
”7人乗りのクルマを買おうかな?”なんて言ってたのに、大きなずうたいして5人乗りだって! てっきり7人乗りだと思ってたから、がっかりしちゃったわ。」

友人 「色は何?」

奥さん 「白なんだけど、パールが入っていて、その分値段もちょっと高いんですって。」

友人 「白だったら、ますますカローラバンね。」


その話を聞いた私 「レガシィは5人乗りだって、ちゃんと言ったじゃないか。聞いてなかったのかよ。」

奥さん 「あらそうだったかしら。」

私 「それにな、カローラバンとレガシィは違うんだよ。家族で長距離走るとき、音が静かで乗り心地良くて、運転しても疲れにくい。家族4人が一番快適なクルマって考えて選んだんだぞ。」

奥さん 「ま、あんたが乗りたいって言うならいいけどね。」

(全部お見通しだな・・。)

※今はプロボックスバンとかサクシードバンなんだけど、説明するのも面倒だから言わない。

 

その4・・・何度も言うな

私 「いやー、やっぱりいいよね。エンジン音静かだし。な、いいだろ?」

奥さん 「はいはい、いいクルマね。・・・同じことさっきから何度も言わないでよ。」

私 「だっていいものはいいじゃないか。」

奥さん 「じゃあね、私がタンスからたくさん服出して、”ねえ、これ似合う?  じゃあ次  こっちはどう?似合う? どっちがいい? ” って10回くらい繰り返してもいいの?」

私 「それは拷問だ。」

 

4.スバル=隼 三菱=零戦 とは単純に行かないが・・・03/09/21縁あって近々スバル車乗りになります。
スバルのイメージリーダーカーと言えば、レガシィ、あるいはインプレッサWRXですが、インプレッサのライバルはもちろん三菱ランサーエボリューション。私の掲示板に出入りされる方の中でも、

●スバル派・・・かめおぢ、とくえもん、Jokerさんら、スバルをこよなく愛する人々。
●三菱派・・・nagaさん、SYUN1/24さん
(ランエボを三台乗り継ぎ、現在の愛車はランエボ8)

とファンがいます。

さて、ここからのお話しはクルマ好きの方、あるいは大戦中の軍用機プラモを作る方には常識かもしれませんが、両社の歴史について簡単にまとめてみます。

富士重工(スバル)

・海軍機関大尉を退役した中島知久平が民営の「飛行機研究所」を設立(1917年)。1919年に「中島飛行機製作所」に改名。

・中島飛行機は試行錯誤しながら機体製作のノウハウを積み上げ、97式戦闘機(陸軍)で評価を確立。その後も「隼」「疾風」「彩雲」など数多くの軍用機を生産し、国内最大の飛行機メーカーとなる。

・エンジンについては海外メーカーエンジンのライセンス生産を続けながら国産化を目指す。1930年完成の「寿」は97式戦闘機(陸軍)、96式艦上戦闘機(海軍)などに搭載。その後も「栄」「護」「誉」などの傑作エンジンを作る。

・敗戦後、中島飛行機は解体され、工場毎に15の独立した会社に分裂。各々は航空機製造技術を活かして自動車生産に転身。その中の一つの会社は、陸上攻撃機「銀河」の尾輪を使ってラビットスクーターを作ったりした。その後冨士工業ら5つの会社が合体して富士重工がスタート(1953〜55)。

・ちなみに中島飛行機が解体したとき生まれた15の会社の一つ、富士精密工業(富士重工にエンジンを供給していた時代もある)は、中島飛行機の時代はエンジン工場であり、その後立川飛行機と合併して生まれるプリンス自動車工業の母体となる。プリンス自動車工業は昭和40年に日産と合併するが、スカイラインやグロリアはプリンス自動車時代からの車名である。

・「隼」などを作っていた中島飛行機の本工場、今は「プレオ」、「サンバー」を生産している(ちなみに「レガシィ」、「インプレッサ」、「フォレスター」は同じ大宮市の矢島工場で作っている。

(ううむ、すごいです。まさに自動車界のサラブレッドと言えますね。あのスカイラインのエンジンとスバルの水平対抗エンジンは、ルーツをたどれば一緒なんですね〜。)

 

三菱の場合は、もともと非常に大きな会社ですから、航空機の流れとクルマの流れは単純に繋がりません。

三菱自動車

・三菱造船内燃機部が本格的に航空機生産に乗り出すのが1919年。三菱航空機株式会社として独立したのが1928年。その生い立ちからエンジンのノウハウはあったものの、機体に関しては海外から技術導入していた。

・その後陸海軍の制式採用レースでは、中島に対して「出ると負け」状態だったが、天才技術者堀越二郎設計の96式艦上戦闘機、及び零式艦上戦闘機により、一気に形勢を逆転する。

・だが、96式艦上戦闘機には中島の「寿」エンジンが、零式艦上戦闘機にも中島の「榮」エンジンが搭載されるという屈辱を味わう。
(ランエボに水平対抗エンジンを積めと言われるようなものでしょうか・・。ただし当時は軍の影響力が強く、こういうことは日常だったようです。逆パターンでは三菱の「火星」エンジンと中島の艦上攻撃機「天山」の組み合わせもあります。)

・自動車生産に関しては、やはりこの三菱造船が母体となり、1918年にフィアットを下敷きとした三菱A型を生産している。ただし戦争の影響で航空機生産に力を入れなければならなかったり、敗戦後に会社が分割したりで、なかなかその持っている力を発揮しにくい状態が続く。現在の三菱自動車工業という会社も1970年からのことで、それまでは三菱重工業自動車事業本部であっった。

(三菱はあまりにも大きな企業だったため、時代の波に翻弄されたって印象。戦後の歴史を見ていても、なかなかその力を集中できなかった感じがします。)

 

中島知久平は「美しい飛行機は性能も良い」という考えを持っていたそうです。レガシィ、インプレッサなどの水平対抗エンジンはシンメトリー(左右対象)で、4WDシステムと組み合わせることで非常に美しい、バランスの良いレイアウトになりますね。スバルの「売り」はそこにつきます。
でも、それほど水平対抗エンジンがすばらしいものなら多くのメーカーが追随するはずが、現在の量産メーカーで水平対抗エンジンを持っているのはスバルとポルシェくらい。それはコストや生産性や整備性などなど、問題点も多いからだと考えられます。

ランサーのレイアウトはごく普通。そのランサーを三菱は電子制御なども多用しながら恐るべきマシンに作り上げているわけです。

三菱とスバルは国内の自動車メーカーの中でシェアの高い方ではありません。その中で生き残って行くには、TOYOTAと同じようなクルマ作りをしていたのではダメ。スバルのクルマは個性的で、それを好きな人にはたまらない魅力があるのでしょう。

普通、スバル=隼 三菱=零戦 って言われることが多いですけど、自分の中では

スバルインプレッサWRX=鉄人28号 

三菱ランサーエボリューション=ガンダム

って感じかな〜。

 

3.次のクルマが決まりました・・・03/09/1312年乗ったプリメーラ(初代)がそろそろになり、次のクルマを探すことにしました。、

最初は7人乗れるミニバンなども考えていたんです。家族は4人ですが、いざというとき7人乗れれば何かと便利でしょう。
一方、日常の使用は通勤がほとんど+家族でのお出かけですから、自分で運転していて楽しく、疲れないことも条件、そんなこんなでまずTOYOTAのWISHを候補にあげ、ディーラーに行ってみました。

WISHは運転しませんでしたが、運転席や他のシートに座ったり、色々スイッチ類をいじったり・・・。そのうちに「何かが違う」と思うようになりました。WISHが悪い車だとは思っていませんが、車が私に”おいでおいで”をしてくれないんですね。

もう一回白紙に戻して考えた結果、レガシィが候補に上がってきました。レガシィは自分にとってはやや身分不相応な車というイメージがありましたが、今度の車も長く乗りたいと思っているので、ちょっと背伸びしても良いのではと・・。
レガシィはちょうどモデルチェンジしたばかりですが、どうせ長く乗るので「ニューモデル」にこだわることはありませんし、子供が汚すでしょうから中古でも良いのではと思いました。

予算内で買えそうな2500cc車を候補に新潟スバル自動車さんに探してもらうことにしました。でも2500は出物が少なく、また走行距離もそれなりのものしかないとのことでした。

「ところでご相談ですが、3000ccはいかがでしょうか?」・・・・担当さんに相談を持ちかけられた時、全くの想定外だったのですぐにはイメージが湧きませんでした。

だが、色々聞き回っていますと、3リッターレガシィはこういうクルマだとわかって来ました。

●スバルは3000ccエンジンを扱いやすいコンパクトなボディに入れることに成功したが、一般に日本では3000ccクラスには排気量に見合う豪華さを求められる。
”3ナンバーボディに2000cc以下のエンジン”という車は多いが、逆はほとんどない。


レガシィはGT−Bを頂点とする”走り”のイメージが強い。3000ccはエンジン特性や装備から そうしたスポーティなイメージとやや離れている部分がある。

●知り合いでも運転した人が複数いた。スバル特有の水平対抗エンジン音を期待するものではないが、エンジン含めクルマの出来は非常〜に良い。

ワタクシ、取り回しのよい5ナンバーサイズで十分ですし、年齢から言ってぶいぶい走る気もありません。家族と遠出をするときなどのスムーズさ・快適性・静粛性・走りの安定感を重視します。もしかしたらGT30って、私にとっては直球ど真ん中ストライクのクルマじゃないかい?

んーーーーー。

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本日、お目当てのGT30が届いたとのことで、家族で覗きに行きました。14年式のプレミアムホワイトパールマイカ、走行距離は3000kmちょっとです。ナンバー変更など色々手続きがあるので私の手元に来るのはもう少し後になります。

家族を乗せて、ちょっと一回り運転させてもらいました。

奥さん 「ちょっと振動があるからエンジンが回ってることはわかるけど、ほとんどエンジン音がしないのねー。」

子供 「え、今日これ乗って帰れないの! がーーん。」

 

なお、このクルマはフジミからプラモが出ておりますね・・・。

 

2.急に車が欲しくなってきた・・・03/08/16私の愛車は平成3年型、初代プリメーラです。日産が国際的にも通用するようにと力を入れて開発し、足回りの良さと室内の広さは当時の水準を超えていました。デザインも今でもあまり古さを感じませんし、街でもまだ多く見かけます。気に入って長く乗っている人が多いのだと思います。

走りは未だにバンバンですが、流石に12年経つと細かいところにちょこちょこ不具合が出てきています。

とは言っても、
○エアコンのガスが抜けてきて、夏は辛い。
○アンテナが半分引っ込まなくなった。
○助手席のパワーウインドウのスイッチが入りにくい。
○カセットテープの出し入れができなくなった
○リアのホイルハウスに錆が浮いてきた(一回修理に出したが、1年半くらいでまた浮いてきた)。
などなど、直しに出せば済むところばかり。その気になればもう数年は乗れるでしょう。
会社で「ボロ車ちゃんぴよん」と言われようがお構いなしです。気に入ってるんだもの。

ただ、最近家族でドライブなどに行くことが多くなると、もし出先で変なことになったら嫌ですし、もともと出不精の私がその気になるような車、ナビなどもついて知らないところでも迷子にならない車、長距離でも子供達が疲れにくい、やや広い車があればなあー・・。

てなわけで、急に新しい車が欲しくなってきました。

最初はやっぱりセダンかなーとも思っていたんですが、いざという時や荷物のことも考えて、つい興味はミニバン方面に向いてしまいます。

色々な車種を見てるんですが、
○町中の取り回しも考えると全幅1800mmのエスティマやオデッセイはきついかな、お金もあんまり余裕ないし。
○ステップワゴンやノアなどは「いかにも家族を大事にするお父さん」みたいで引っかかる。
○ちょっとスポーティーな方が好み。あんまり背が高いと布団干しがやっかい(おいおい)。
などと考えていくと、例の「後出しじゃんけんカー(ウイッシュ)」に興味が収斂していくわけです(ただし、どうせ買うならリアサスペンションがダブルウイッシュボーンの2WDタイプにするだろけど)。

この俺様がミニバンもどきかよ・・とも思いますが、私ですら「買うならあれかな」・・と思うくらいですから、良く売れているのは当たり前。悔しいけど上手に作ったものです。

で、先日ネッツ青山にカタログをもらいに行きました。きれいなおねえさんが一人いて、普通に「はい」とくれました。試乗車が置いてあったのですが、時間がなかったのでシートをばたばた倒したり、ちょっと座ってみたりしまして・・。

感想ですか・・。まだ走ってみないから何とも言えないが、意外に内装やダッシュボードの質感がないなあと思ったことや、室内はセレナやノアなどと比べたら、やっぱり狭いのね・・。

できれば今度の車も10年くらいは乗りたいと思っています。その間、
○一番乗ることになる通勤を優先するのか
○子供達と出かけるときの彼らの楽しさを優先するのか
などは自分でも結論が出ていないことがまだ多い。

もう一回、よーく考えてみたいと思います。

 

1.買いたいクルマがない・・・03/02/08今乗っている車は初代プリメーラ(2000cc)、平成3年の2月に登録したものです。今月で12年、奥さんより長いつきあいです。

これだけ長くなりますと色々思い出もあり、まあそれを書いていると長くなってしまうので省略しますが、今のところ走りに関しては全く問題がなく、毎日の足になっています。

勤務する会社では保険などの関係から、社員の通勤車を登録しています。車通勤じゃない人もいますので、登録台数はおそらく250台くらいかな・・。

さて、先日ある情報がもたらされました。

「電動士さん、おめでとうございます。この度電動士さんの車が会社の中で”ぼろ車ちゃんぴよん”になりました。今まで平成2年登録の車に乗っていた社員が、新車を買いましたので・・。」

・・ちっともおめでたくありません。

ただ、そんなこともあり、最近は「もし今買うとしたら、どれにするだろうか。」と、チラシや車雑誌などを見ながらシミュレーションすることが多くなりました。

それにしても・・・、お、これは買いたい!という車がない・・・。

こちらの条件は以下の通りです。
○ドライビングを楽しめる車であること。
○雪道走行を考え、FF、又は4WD。
○無理に7人以上乗れる車にはこだわらない。通勤使用が多いので、空気を運ぶ
気はない。
○飲みに行ってタワーパーキングなどに止めることもあるので、3ナンバーとし
てもあまり幅広は困る。
○今後10年は通用するデザイン。
○室内は豪華でなくていい。骨格・エンジン・足回りがしっかりしていること。
○設計者の「志」を感じる車であること。
○世界に通用する車であること。

一言で言えば、「インターナショナルなスポーティーセダン」ですね。いわゆる”日本人好み”ではなく、世界の基準に照らし合わせても通用する車・・。そう言う意味では初代プリメーラは、まっこと私好みと言いますか、相性のいい車です。

では、今買いたい車がない、つまり「おおっ」と思う車がないのはなぜか・・・。それはおそらく、コストダウンやマーケッティング調査などが進みすぎてしまって、一台一台の「作品」に設計者の「志」が見えてこないからかもしれません。
今の車はデザインはどれも”今風”に個性的です。出来もいいです。でもなんて言うんでしょうかね〜、「俺はこういうものを作りたかったんだ!」というメッセージがビシビシ伝わって来る車がなかなかないんです。量産車にそれを望むのは難しいかもしれませんが・・・。

ま、車なんて移動の手段でしかないし、カローラ買ってりゃ文句も出ないんですけど・・。ホントに最後はそうなるかもしれない。