ポルシェ906 エアファンネルの製作

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匠が願うもの、それはこの古いキットに新たな光をあてること。
そのためならば、どんな厳しい条件の中にも、あらゆる可能性を見いだしていく匠なのです。



さて、匠が台所で何やら焼いています。これはいったい・・。

それは直径3ミリの真鍮パイプでした。焼き鈍したパイプの先をポンチでたたいて拡げる・・・、そんな荒療治が続けられています。

匠はいったい何を作ろうというのでしょうか。

おや、匠はその謎の物体をリューターに固定し、回し始めました。

そして、回転する物体に紙ヤスリが当てられると・・・・・、

なんということでしょう!

物体はまばゆいばかりの金色(こんじき)の輝きを放つ、エアファンネルに変身したではありませんか。

でもいったいなぜこのようなことを?

その答えは、キットのパーツを見れば、自ずから明らかなようです。

6個のエアファンネルが完成しました。
そして自作したベースに取り付けられたエアファンネルがボディーにそっとあてがわれます。

どうやら上手くいったようです。

 

 

おや? 匠の様子が変です。大の字になってのびています。前回の可動ワイパーに続く困難な作業は、流石の匠をもグロッキーにさせたようですね。