カマロ その3 デカール貼り

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このキットはこれでは終わりません。

それは・・・、

 

これを貼るからです。5月の展示会で発売直前のものをメーカーさんにいただいたのですが、そんな恩義もあったので、当初の予定を変更して第一番目にこれにかかり始めたってのが真相です。

 

このデカールについて、簡単に説明しておきますね。

○発売元は・・・?

有限会社グッドスマイルカンパニー。
玩具・フィギュアを企画・制作・製造・販売したりしている会社です。

○この二人は誰か・・・?

二人は「鏡音(かがみね)リン・レン」と言いまして、「クリプトン・フューチャー・メディア」から発売された音声合成ソフトのキャラクターです。

そのソフトを購入し、パソコン上で楽譜や歌詞を用意すれば、ボーカルやコーラスを歌わせることができます。この二人はその歌を歌うバーチャルシンガーという設定なんです。

 

こういう成り立ちのキャラクターですので、これで「痛車」を作っても「萌え」要素は少ないと言えるかも・・・。

このデカールをカーモデルなどに自由に貼っていくわけですが、これがなかなか難しい。

今回の私なりの工夫ポイントをまとめてみました。

○ボディー全体を銀基調にしたのは、主にデカールを浮き立たせるため

○水色のラインを引き、ホイールに山吹色のリングを書いたのは、それがこのキャラクターのイメージカラーだから

○ボンネットの上にはエアスクープがあったので、これにかからないようにキャラクターを左右に配置

○側面をツートンにしたのは、文字のロゴを品良く収めるため

○リアのあたりにもキャラクターを貼ろうかと思ったが、みんな似たような絵柄だし、レーシングカーのリアウインドウまでキャラクターをかぶせたくなかったので 、 このようにして、ちょっとナスカーっぽくしてみた。

 

ちなみに、赤いデカールに書いてある「グッドスマイルレーシング」は、有限会社グッドスマイルカンパニー内の、車関係グッズの専門ブランドだそうです。

○リアエンドは適当な大きさのものがなかったので、結局こうした。

 

「グッドスマイルレーシング」さんのサイトの中にある作例はもっと大胆でセンスあふれたものばかり。

「俺って勇気ないなあ」との思いもありますが、全体として、「レーシングカー」の領域にとどまるよう、努力してみました。

 

カマロ その3 デカール貼り

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