ケーニッヒスペシャルの制作 その1  下ごしらえ

 次の工程へ   工作机INDEXへ 
(2020/09/08)

大物イターラが終わり、しばらく抜け殻になってましたが、ゆるゆる再開します。

では何を作るかですが、困ったことに展示会に持って行こうとして作った完成品がずいぶんたまってしまった。

本来ならこれらは5月の静岡でお披露目する予定だったのですが、新型コロナ騒ぎで 展示会自体がおじゃん。となると来年はこれから作る何台かも追加して持って行くのだろうか ・・・と考えると、ちょっとそれは無理なんですね。

サークルのスペースの問題もありますし、何より新潟から新幹線で担いでいくとなると、荷物の量にも限界があります。
そこでこれから来年5月までは、

@ 知人に作る約束をしていて先延ばししていたネタ
A 知人から特別に手配してもらった貴重なキット
B いつかは作るつもりで手に入れていたがほったらかしていた在庫

などを中心に、特に展示会を意識せず作って行こうと思います。

まずはこれ。

ずいぶん昔に一度作ったことがあるんですが、できてみたら妙にかっこいいなあと感じた記憶があります。その完成品は誰かにあげちゃいましたが、もう一回作ってみようかな。

部品点数も少ないし、イターラで疲れた体にはうってつけです。リハビリのつもりでさくっと行きましょうか。

このキット、全体にシンプルにできているのはいいんですが、こういう所はやっぱり気になりますね。
そのまま塗り分けで処理してもいいんですが、締め切りがあるわけではないのでちょっと手を入れます。
ボンネットを切り離し、こうします。
ワイパーはジャンクとエッチングパーツで仕立てます。

ちなみにブレード部分は二枚重ねにして厚くしています。

全然違うでしょ。

ん? さっき「さくっとリハビリ」とか言ったような気がするけど、まあいいか。

ボンネットの上にあるエアーの取り入れ口。ここはボディー塗装後にマスキングして黒を吹くのが定番ですよね。

でもそうするとこの繊細なモールドが甘甘になっちゃうでしょう。ちょっともったいない。

型をとって複製を作り、くり抜いたボンネットにはめ込めば感じが良くなると思います。

 

複製を作る方法として一番簡単なのは「おゆまる」でモールドを写し取り、パテを押し込む方法。

私も良くやりますが、こういう細かいモールドの場合はなかなか上手く行きません。
さらにそこにパテを押し込むと、ここでまた失敗の可能性が増します。

何個か作ると上手く行く場合もありますが、「数打てばあたる」に頼るのはどうも・・・。

そこで最近はもっぱらこれでやってます。
@ マスキングゾル改を塗って乾かす。三回くらい繰り返し、厚みを出す

A パテを押し付ける。間には瞬間接着剤を塗って、マスキングゾルとパテが剥がれないようにする

B 剥がしたら型に離型剤(例えばグリスを薄く引くとか)を塗り、UVレジン液を乗せて日光または紫外線ランプで固める
C 剥がす
こうなります。

見事に写し取れると思います。

(右の方に乱れがありますが、これはキットの金型が傷んでいたため)

削り出します。
ちなみに上はまだサンプル。

何個か作っていますので、一番出来の良いもので本番の予定です。

ブレーキはこんな感じ。特に問題はありませんが、少し工夫します。
ホイールに組んだ時、ディスク面がちょっと見えますので、こうやってみました。
現在の段階です。
古いキットなのでパーツが上手く合わない所も多く、それなりの修正は必要ですが、特に大きな問題とは思っていません。
ま、のんびりとやっていきます。

ケーニッヒスペシャルの制作 その1 下ごしらえ

 次の工程へ   工作机INDEXへ